【EPOMAKER EK21レビュー】コトコト音が最高!VIA対応の高コスパテンキー
これはただのテンキーではない、これは「癒やし」だ!
「メインのキーボードはこだわりのメカニカルなのに、テンキーだけペラペラの薄型を使っている…」
そんなチグハグなデスク環境にモヤモヤしていませんか?
実は私もそうでした。高さが合わなくて打ちにくいし、デスクの上で浮いてしまっているあの感じ。
作業効率を上げるためにテンキーを探していたはずが、気づけば「打っているだけで気持ちいいマシーン」に出会ってしまいました。
今回ご紹介するのは、EPOMAKERのメカニカルテンキー「EK21」です。
Keychronなどの高級機には手が出しづらいけど、機能性も打鍵感も諦めたくない。そんなワガママな願いを叶えてくれる、デスクワークの強力な相棒をレビューします。
- EPOMAKER EK21の基本スペックと特徴
- クセになる「コトコト音」の打鍵感と実際の使用感
- VIA設定を活用した「左手デバイス」としての運用術
- 購入前に知っておきたいメリット・デメリット
動画で解説!テンキーなのに“打鍵感沼”!? EPOMAKER EK21の魅力
EPOMAKER EK21のメリット・デメリット

まずは、実際に使い込んでみて感じた「良かった点」と「気になった点」をズバリまとめました。
- 打鍵感が最高: 「コトコト」という心地よい音がクセになり、無意味に数字を打ちたくなる中毒性がある。
- コスパが最強クラス: VIA対応、ホットスワップ、3モード接続で1万円以下(セール時は約6,000円)は破格。
- カスタマイズ性が高い: ノブを含めた全キーの割り当て変更が可能で、左手デバイスとしても運用できる。
- デスクに馴染むデザイン: シンプルな配色とアルミ合金ノブが安っぽさを感じさせない。
- 現在のレイヤーが視認できない: 今どのレイヤー設定になっているか本体で確認できないため、複雑なレイヤー切り替えには工夫が必要。
- 筐体の質感: プラスチック製なので、金属製の重厚感や高級感を徹底的に求める人には不向き。
- 設定のハードル: VIAを使うには公式サイトからJSONファイルをDLする必要があり、初心者には少し手間に感じるかも。
EPOMAKER EK21の製品スペック詳細

基本スペックをまとめました。この価格帯でこの機能てんこ盛りは、正直驚きです。
| 製品名 | EPOMAKER EK21 |
|---|---|
| キー数 | 20キー+ノブ |
| 接続方式 | Bluetooth(3台)、2.4GHz、USB Type-C |
| キーキャップ | 昇華印刷PBT |
| キースイッチ | Zebra Switch or Black Silver |
| ホットスワップ | 対応 |
| キーマッピング | VIA対応(公式JSON使用) |
| ライティング | RGBバックライト搭載 |
| 重量 | 約233g |
| 材質 | プラスチック筐体 |
| 価格帯 | 約8,000〜10,000円前後(セールで6,000円台も) |
僕は、Zebra Switchを選びました。
EPOMAKER EK21を購入した理由

購入に至った最大の理由は、「メインキーボードとの高さを合わせたかったから」です。
これまでは薄型のテンキーを使っていたのですが、メカニカルキーボードや左手デバイスを導入するにつれ、デバイス間の高さの違いがストレスになっていました。また、以前のテンキーは横幅が広く、マウスの可動域を圧迫していたのも悩みでした。
最初は「Keychron Q0」を検討しましたが、テンキーにそこまでコストをかけるべきか悩み…。そんな時に見つけたのが、このEK21です。
- メカニカルで打鍵感が良さそう
- キーカスタマイズ(VIA)ができる
- セールで約6,000円という安さ
「これなら失敗しても痛くない!」と思い、即ポチしました。
ここがおすすめ!EK21の実力レビュー

実際にデスクワークでガッツリ使ってみて感じた、特におすすめしたいポイントを深掘りします。
1. ずっと「コトコト」していたくなる極上の打鍵感
正直、テンキーとして使うよりも「コトコトして気持ちよくなるマシーン」として機能している時間が長いです(笑)。
私が選んだ「Zebra Switch」は軽めのリニアスイッチで、最初からルブ(潤滑)されているためストロークが非常に滑らか。底打ちした時の「コトコト…」という低い音が本当に心地いいんです。
数字入力の仕事がなくても、つい触りたくなる。この感覚は、プラスチック筐体であることを忘れさせてくれるほどの満足感があります。
2. VIA対応で「自分だけの」左手デバイスに
この製品は、キー配列を自由に変更できる「VIA」に対応しています。
私は数字入力用のテンキーとしてだけでなく、簡易的な左手デバイスとしても活用しています。
レイヤーは4つまで設定可能ですが、「現在どのレイヤーか本体で確認できない」という弱点があります。そのため、私はトグル切り替えではなく、以下のような設定で運用しています。
- Numキーとの同時押しで矢印キー(←↓↑→)を操作
- ノブで音量調整(これも変更可能)
「Fnキー」との同時押しも設定できますが、個人的には位置が遠くて覚えにくいので、自分が押しやすい配置にカスタムするのがおすすめです。これだけで作業効率がグッと上がります。
3. 隙のない機能性とデザイン
1万円以下の製品とは思えないほど作り込まれています。
- 3つの接続方式: Bluetoothは最大3台切り替え可能。背面のスイッチで簡単に切り替えられます。
- ノブの質感: 左上のアルミ合金ノブが良いアクセントになり、デザインを引き締めています。
- レシーバー収納: メーカーロゴ入りの可愛いレシーバーが本体に収納可能。持ち運び時も無くす心配がありません。
まとめ:打鍵音と効率を手に入れたいデスクワーカーへ

今回は、EPOMAKERのメカニカルテンキー「EK21」をレビューしました。
- メカニカルキーボードと高さを合わせたい人
- 「コトコト」という打鍵音に癒やされたい人
- VIA対応の左手デバイスを安価に導入したい人
- デスク周りをスッキリさせたい人
筐体の高級感を最優先するなら金属製ケースのモデルが良いかもしれませんが、「実用性」「打鍵感」「価格」のバランスにおいては、現状EK21が最適解だと感じています。
ただの数字入力デバイスだと思って買うと、良い意味で裏切られます。
ぜひ、あなたもデスクで「コトコト」してみませんか?



